iHerb(アイハーブ)は、海外からサプリメントやコスメなどを購入できる通販サイトです。
日本への配送では、注文する商品や金額によって、関税・輸入消費税などがかかる場合があります。
日本の税関では、個人使用目的の輸入品について、原則として課税価格1万円以下なら関税・輸入消費税が免除されます。
一方、iHerbでは日本向けの注文金額を16,000円以内に制限しています。
今回は、iHerbで関税がかかる金額の目安や計算方法、免税対象外の商品、税金が発生した場合の支払い方法を解説します。
iHerbの関税はいくらから?日本の免税基準は課税価格1万円以下

日本の税関では、輸入品の課税価格が合計1万円以下の場合、原則として関税と輸入消費税が免除されます。
個人使用を目的とした輸入では、課税価格は原則として海外での購入価格の60%で計算されます。
そのため、商品購入金額に換算すると、約16,666円以下が免税となる目安です。
| 項目 | 2026年10月時点の基準 |
|---|---|
| 日本の免税基準 | 課税価格の合計1万円以下 |
| 個人輸入の課税価格 | 原則、海外小売価格の60% |
| 購入金額の免税目安 | 約16,666円以下 |
| iHerbの日本向け注文上限 | 16,000円 |
ただし、16,000円以下なら必ず免税になるわけではありません。
商品によって免税の対象外となる場合があり、通関時の為替レートによって課税価格が変わることもあります。
詳しい免税条件は、税関公式の少額輸入貨物の免税基準に記載されています。
「1万円以下」は購入金額ではなく、税金を計算するための「課税価格」の基準です。
通販以外のお買い得商品やセール情報も紹介しています。
iHerbの注文上限16,000円と関税の計算方法

iHerb公式では、日本向けの配送について注文金額16,000円が上限と案内しています。
この金額は、個人輸入の免税目安である約16,666円とは異なり、iHerb側が設定している注文制限です。
個人使用目的で輸入する場合、課税価格の計算例は以下のとおりです。
| 商品購入金額 | 課税価格の目安(60%) | 免税基準との比較 |
|---|---|---|
| 6,000円 | 3,600円 | 基準内 |
| 10,000円 | 6,000円 | 基準内 |
| 15,000円 | 9,000円 | 基準内 |
| 16,000円 | 9,600円 | 基準内 |
※すべて個人使用目的で、購入金額をそのまま海外小売価格として計算した例です。免税対象外の商品や為替変動などは考慮していません。
例えば、商品購入金額が16,000円の場合、課税価格は9,600円となり、1万円の免税基準を下回ります。
ただし、iHerbの注文は米ドルで申告され、日本に到着した時点の為替レートで円換算されます。
そのため、16,000円ぎりぎりの注文では、為替変動によって免税基準を超える可能性があります。
iHerbも、免税基準に近い注文では為替変動によって関税が発生する場合があると案内しています。
iHerbは16,000円以下でも関税がかかる?免税対象外の商品に注意
日本の税関では、課税価格が1万円以下でも、一部の商品は関税の免税対象外となっています。
主な例は以下のとおりです。
- 革製のバッグ・ハンドバッグ・手袋など
- ニット製衣類(Tシャツ・セーターなど)
- 革靴や靴底が革製の履物など
また、iHerb公式では、砂糖や甘味料について、購入金額にかかわらず関税やその他の税金が徴収されると案内しています。
対象には、メープルシロップやアガベネクターなども含まれます。
商品によって税率や輸入条件が異なるため、購入金額だけでなく、商品の種類も課税の判断材料となります。
iHerbの関税以外に輸入消費税・通関手数料もかかる?

日本への個人輸入では、関税以外に輸入消費税や地方消費税、通関手数料が発生する場合があります。
税関の免税条件を満たす商品は、原則として関税と輸入消費税の両方が免除されます。
一方、免税対象外の商品や課税価格が1万円を超えた商品については、関税だけでなく輸入消費税も課される場合があります。
なお、関税率は品目や原産国などによって異なり、関税が無税の商品でも輸入消費税の対象になることがあります。
また、配送会社が通関手続きを代行した場合は、別途手数料が請求されることもあります。
税金の具体的な金額は、税関公式の主な商品別関税率や配送会社の案内から確認できます。
iHerbのクーポン・紹介クレジットを使った場合の関税は?
iHerb公式では、輸入時に申告される商品金額について、注文金額から割引額を差し引いた金額を基準にすると説明しています。
クーポンやセール割引が適用された場合は、割引後の商品金額が申告額の目安になります。
ただし、iHerbの「紹介クレジット」は割引ではなく支払い方法として扱われるため、申告額から差し引かれません。
また、iHerb公式では、紹介クレジットを使う場合、適用前の注文金額を16,000円以内に収めるよう案内しています。
税関での確認を避けるため、クーポン適用前の商品合計も、iHerbの注文上限内に収めることが推奨されています。
iHerbで関税が発生したらいつ・どこで支払う?
iHerb公式では、日本向けの配送方法について、関税・輸入税を配送料に含まないと案内しています。
そのため、関税や輸入消費税が発生した場合は、配送会社から別途請求されます。
支払いのタイミングや方法は配送会社によって異なり、商品配達時や配送会社からの請求に応じて支払う仕組みです。
iHerbの注文で利用できる主な配送会社は以下のとおりです。
- 佐川急便
- ヤマト運輸
- 日本郵便
- 海外空輸(追跡あり)など
なお、税金や手数料の未払いによって荷物が税関で保留される場合があります。
商品が税関で止まった場合は、iHerbの注文履歴で配送状況を確認し、配送会社の案内に従って対応してください。
関税や輸入税は送料とは別の費用です。送料無料の注文でも課税される場合があります。
iHerbで個人輸入する際はサプリ・化粧品の数量制限も確認
iHerbで日本向けに購入する場合、関税の金額だけでなく、商品の輸入数量にも制限があります。
iHerb公式では、食品・サプリメント・プロテインドリンクなどについて、個人輸入で購入できる重量を合計10kgまでと案内しています。
また、化粧品は類目ごとに24個までとされており、一部のサプリメント成分にも購入数量や使用期間の制限があります。
例えば、メラトニン・5-HTP・アシュワガンダなどは、iHerbの日本向け配送規定で購入数量が制限されています。
関税が免除される金額でも、輸入規制を超える商品は通関できない場合があります。
また、iHerbでは日本向けの注文について、1日1回の注文を案内しています。
同じ日に複数回注文すると、注文が一時保留される場合があります。
購入前に、iHerb公式の日本向け配送・輸入規制を確認してください。
2028年4月から個人輸入の課税ルールが変更予定
なお、日本では2028年4月1日から、個人使用目的の輸入品について、課税価格を海外小売価格の60%とする特例が廃止される予定です。
この記事で紹介した「商品価格×60%」の計算方法は2026年10月時点のルールです。
制度変更後は免税の判断や税金の計算方法が変わるため、購入時点の税関情報を確認してください。
まとめ|iHerbは16,000円以内が注文上限!関税は課税価格1万円以下が原則免税
日本の税関では、個人使用目的で輸入する商品について、課税価格1万円以下であれば、原則として関税・輸入消費税が免除されます。
2026年10月現在、課税価格は原則として海外小売価格の60%で計算され、購入金額にすると約16,666円以下が免税の目安です。
ただし、iHerbの日本向け注文上限は16,000円で、為替変動や商品の種類によっては上限内でも税金が発生する場合があります。
購入金額と商品の輸入条件を確認したうえで、iHerb公式サイトから注文してください。